なかやみわのデビュー作が、「そらまめくんのベッド」です。こちらの作品は、福音館書店の月刊誌「こどものとも(年中向き)1997年5月号」にて刊行されました。その後、読者からの反響が多く、1999年に「こどものとも傑作集」として、単行本化され、20年以上経過し、その頃の小さい読者が今では、親になる世代になりました。
主人公の「そらまめくん」は、ちょっぴりわがままで、えばりんぼうな男の子。そらまめくんの大切な宝物である「ふわふわベッド」をめぐって、お話しはいろんな方向に展開していきます。そらまめくんは、仲良しのお豆の仲間と毎日を過ごし、宝物のベッドを大切にしながら暮らしています。
そらまめくんシリーズは、主に3歳〜5歳児のお子さんが楽しめる内容となっています。シリーズの、どの作品から読んでも、違和感なく楽しめますが、以下の順に読むと、そらまめくんの成長を感じられるようになっています。
1)そらまめくんのベッド
2)そらまめくんとめだかのこ
3)そらまめくんとながいながいまめ
4)そらまめくんのぼくのいちにち
5)そらまめくんのあたらしいベッド